ルパン三世
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『ルパン三世』(ルパンさんせい)は、モンキー・パンチによる日本の漫画作品およびそれを原作としたアニメ作品。
ルパン三世 | |
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![]() アニメ版ルパン三世のロゴ | |
ジャンル | アクション、ハードボイルド |
漫画:ルパン三世(原作第1作) | |
作者 | モンキー・パンチ |
出版社 | 双葉社 |
掲載誌 | WEEKLY漫画アクション |
発表号 | 1967年8月10日号 - 1969年5月22日号 |
巻数 | 全14巻 |
話数 | 全94話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
怪盗アルセーヌ・ルパンの孫・ルパン三世を主人公に設定している。1971年にテレビアニメ化されてからは映画、OVA、ゲーム化などの各種メディア展開がされ、現在に至るまで半世紀以上、幅広い層からの人気を得ている。
原作漫画(旧)
『漫画アクション』1967年8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。全94話。エロティック・クライム・サスペンス作品。
その絵はモート・ドラッカーの影響を色濃く残し、登場人物は長身でひょろりとした線で描かれる。青年誌に掲載されたため、アニメの義賊的なイメージ(特に第1シリーズ後半以降)とは趣が異なり、ルパンは殺人やレイプを厭わない悪党として描かれるほか、ハードボイルド色が強い描写や性的な描写が頻繁にある。
殺伐としたハードでダークな作風とする声もあるが、モンキー・パンチと交友があったイラストレーターのタッド星谷はこれを否定し、「『MADマガジン』のユーモア精神を受け継いだ、ゲラゲラ笑えるお色気アクションギャグ漫画」としている。また、アニメでルパンを演じた山田康雄は、当作の特徴に「速いテンポ、心地よいリズム感、溢れるギャグ、生真面目な人が怒り出すような飛躍」などを挙げ、「漫画ではなく、“アメリカン・コミック”に対比される“ジャパン・コミック”」と評している。
サブタイトル
各話タイトル
連載時と収録の順番がやや異なっている(そのため、第43話で仲間になったはずの五右ェ門が、第47話で再び対立している)。
- 第1話 ルパン三世颯爽登場
- 第2話 脱獄
- 第3話 死んでゆくブルース
- 第4話 あかせて頂戴あいつのハナ
- 第5話 サスペンス・ゾーン
- 第6話 シッパイ大作戦
- 第7話 魔術師
- 第8話 フウテン探偵
- 第9話 集まれ奇人ども
- 第10話 クレイジー・ルパン
- 第11話 健在ルパン帝国
- 第12話 王手飛車とり
- 第13話 ルパン殺し
- 第14話 賞金稼ぎ
- 第15話 シャモ狩り
- 第16話 ルパンに関する12章
- 第17話 どじ
- 第18話 死体品切れ
- 第19話 ナサケ御無用
- 第20話 俺はタダイマぬすっ人修行中
- 第21話 クール・タッチ
- 第22話 ドンデン返し
- 第23話 氷山の一っかく
- 第24話 トブな悪党
- 第25話 アノ蒼白き城を見よ
- 第26話 男1000匹
- 第27話 プレイ・メイト
- 第28話 五右ェ門登場
- 第29話 ブラック・ポイント
- 第30話 現代下剋上
- 第31話 鼠は死してシッポを残す
- 第32話 ルパンの法則
- 第33話 はなれ技
- 第34話 盗っ人ゲーム
- 第35話 ハプニング
- 第36話 あるヤングマンの場合
- 第37話 ルパン三世とアルセーヌ・ルパンの対決
- 第38話 遺産7200億
- 第39話 怪童
- 第40話 ジャリ
- 第41話 砕く
- 第42話 免許皆伝
- 第43話 殺しのない日(「殺と盗の……ない日」改題)
- 第44話 じん性ERO・ERO
- 第45話 男の中の女の顔
- 第46話 絶対突破
- 第47話 ウハニ
- 第48話 123死56
- 第49話 狂&狂
- 第50話 サイケデリック氏
- 第51話 サイケ好き
- 第52話 フレッシュ・マン
- 第53話 危険スレスレ
- 第54話 ハレンチ・マン
- 第55話 ルパンの大罪
- 第56話 DEAD HEAT
- 第57話 トリプルプレイ
- 第58話 失神す……
- 第59話 きわどいカラッポ
- 第60話 鼠
- 第61話 影対陰
- 第62話 サイケ馬鹿
- 第63話 サイケ一族
- 第64話 義賊部々員
- 第65話 アングラ学生
- 第66話 ルパン三世対女子大学生
- 第67話 殺ってよかった
- 第68話 第一人称
- 第69話 ストレートフラッシュ
- 第70話 泰山鳴動鼠一匹
- 第71話 ルパン嵐
- 第72話 鬼
- 第73話 キミが殺れオレが葬る(その1)
- 第74話 キミが殺れオレが葬る(その2)
- 第75話 私を愛したルパン♡
- 第76話 バカとハジキは使いよう=テッテイ篇=
- 第77話 バカとハジキは使いよう=ナンセンス篇=
- 第78話 バカとハジキは使いよう=サスペンス篇=
- 第79話 バカとハジキは使いよう=エロチック篇=
- 第80話 任侠ルパン節
- 第81話 能ある悪党は牙をかくす(その1)
- 第82話 能ある悪党は牙をかくす(その2)
- 第83話 能ある悪党は牙をかくす(その3)
- 第84話 イヌも歩けばルパンにあたる(その1)
- 第85話 イヌも歩けばルパンにあたる(その2)
- 第86話 イヌも歩けばルパンにあたる(その3)
- 第87話 イヌも歩けばルパンにあたる(その4)
- 第88話 せいては盗をしそんじる(その1)
- 第89話 せいては盗をしそんじる(その2)
- 第90話 せいては盗をしそんじる(その3)
- 第91話 我が盗争(その1)
- 第92話 我が盗争(その2)
- 第93話 我が盗争(その3)
- 最終話 さらば愛しきルパン!
アニメ
2023年現在、テレビシリーズが7作、単発長編作品「テレビスペシャル」が28作、新作映画は単独作品8作、クロスオーバー作品が2作。そのほかOVAも数作作られている。
アニメの設定は制作時点での現代を舞台とし、当時の国際情勢や流行を題材とした作品が多いが、初期の原作漫画が連載されていた1960年代後半を舞台とした作品も存在し、ごく少数ながら江戸時代や近未来を舞台としたものもある。原作漫画のアニメ化は『PARTIII』までは比較的多く見られたが、1980年代後半以降の作品は原則オリジナルの脚本が使用されている。
作品は全て日本テレビ系列で放送され、読売テレビ・日本テレビとトムス・エンタテインメント(改名前の東京ムービーなど、以下TMS)が製作している。アニメ制作については一部のテレビスペシャルや第2シリーズの一部の回、第4シリーズ・PART5、劇場短編シリーズはTMSの子会社のテレコム・アニメーションフィルムが担当している。
製作に至る経緯とその後の反響
1968年にエイケンがアニメ化を画策するも失敗に終わり、その後、東宝の劇場ヤクザアニメ映画を目的としてAプロダクションにて企画会議が発足。翌1969年にパイロットフィルムが製作された。脚本も4本用意されたがいずれも未使用に終わっている。
1971年からテレビアニメ『ルパン三世(TV第1シリーズ)』が日本テレビ系列で放送を開始した。当初は大人向けの作品を志向していたが、当時の視聴者の関心を集めることができず、対象年齢を下げるという路線変更の後に打ち切られた。しかし放送終了後、放映料が安かったこともあり全国で再放送が繰り返された結果、そのたびに人気が高まり、5年後の1977年に『ルパン三世(TV第2シリーズ)』が製作された。この第2シリーズが高評価であったことや、前述の第1シリーズが再放送で評価が高まったことから、現在までに及ぶルパン三世のキャラクターと人気が確立した。
断続的ではあるものの、1971年から制作されている長寿番組である。
テレビシリーズ
各シリーズの詳細については、それぞれのシリーズの項目先を参照。
通算シリーズ | 放送開始日 | 放送終了日 | 題名 | 監督 | シリーズ構成 | キャラクターデザイン | 音楽 | 話数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1シリーズ | 1971年10月24日 | 1972年3月26日 | ルパン三世 | おおすみ正秋 ↓ Aプロダクション演出グループ | - | 大塚康生 | 山下毅雄 | 全23話 |
第2シリーズ | 1977年10月3日 | 1980年10月6日 | ルパン三世 | 鈴木清順(監修) | 大和屋竺 | 北原健雄 | 大野雄二 | 全155話 |
第3シリーズ | 1984年3月3日 | 1985年11月6日 | ルパン三世 PARTIII | - | 飯岡順一 小野田博之 | 青木悠三 | 全50話 | |
番外編 | 2012年4月5日 | 2012年6月28日 | LUPIN the Third -峰不二子という女- | 山本沙代 | 岡田麿里 | 小池健 | 菊地成孔 | 全13話 |
第4シリーズ | 2015年10月2日 | 2016年3月18日 | ルパン三世 | 友永和秀(総監督) 矢野雄一郎(監督) | 高橋悠也 | 横堀久雄 | 大野雄二 | 全26話 |
第5シリーズ | 2018年4月4日 | 2018年9月19日 | ルパン三世 PART5 | 矢野雄一郎 | 大河内一楼 | 全24話 | ||
第6シリーズ | 2021年10月10日 | 2022年3月27日 | ルパン三世 PART6 | 菅沼栄治 | 大倉崇裕 ↓ 村越繁 | 丸藤広貴 | 全25話 |
テレビシリーズの放送局
特記がないものはTV第1シリーズ・TV第2シリーズ・PARTIII・PART6の4作品を放送していた局。系列は現在の系列。
放送地域 | 放送局 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|
近畿広域圏 | 読売テレビ | 日本テレビ系列 | 第1シリーズ・PARTIII制作局 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 |
関東広域圏 | 日本テレビ | 第2シリーズ幹事局 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART5・PART6制作局 | |
北海道 | 札幌テレビ | ||
青森県 | 青森放送 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | ||
秋田県 | 秋田放送 | ||
山形県 | 山形放送 | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
山梨県 | 山梨放送 | ||
新潟県 | NST新潟総合テレビ | フジテレビ系列 | 第1・第2シリーズを放送 |
テレビ新潟 | 日本テレビ系列 | PARTIII・2015年シリーズ・PART6を放送 | |
長野県 | 信越放送 | TBS系列 | 第1シリーズのみ放送 |
長野放送 | フジテレビ系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
テレビ信州 | 日本テレビ系列 | 第2シリーズ・PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6を放送 | |
静岡県 | 静岡放送 | TBS系列 | 第1シリーズのみ放送 |
テレビ静岡 | フジテレビ系列 | 第2シリーズを1979年6月まで放送 | |
静岡第一テレビ | 日本テレビ系列 | 第2シリーズを1979年7月から放送、PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
富山県 | 北日本放送 | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
石川県 | 北陸放送 | TBS系列 | 第1シリーズ・第2シリーズを放送 |
石川テレビ | フジテレビ系列 | PARTIIIのみ放送 | |
テレビ金沢 | 日本テレビ系列 | PART6のみ放送 | |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ放送 | テレビ朝日系列 | 第1シリーズのみ放送 |
中京テレビ | 日本テレビ系列 | 第2シリーズ以降の全TVシリーズを放送 | |
鳥取県 →鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 第1シリーズの放送免許エリアは鳥取県のみ 第2シリーズ・PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6は鳥取県と島根県で放送 | |
広島県 | 広島テレビ | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART6も放送 | |
山口県 | 山口放送 | ||
徳島県 | 四国放送 | ||
香川県 →香川県・岡山県 | 西日本放送 | 第1シリーズ・第2シリーズの放送免許エリアは香川県のみ PARTIII・2015年シリーズ・PART6は香川県と岡山県 | |
愛媛県 | 南海放送 | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』も放送 | |
高知県 | 高知放送 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・第2シリーズ・PARTIIIを放送 |
長崎国際テレビ | 日本テレビ系列 | 2015年シリーズ・PART5・PART6を放送 | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 | 第1シリーズのみ放送 |
熊本放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
くまもと県民テレビ | 日本テレビ系列 | PARTIII・PART6を放送 | |
大分県 | テレビ大分 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | 2015年シリーズも放送 |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | 第1シリーズ・PARTIII・PART6を放送 |
宮崎放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・第2シリーズ・PARTIIIを放送 |
鹿児島読売テレビ | 日本テレビ系列 | 2015年シリーズ・PART6を放送 | |
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・PARTIIIを放送 |
琉球放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 |
劇場用アニメ
通番 | 公開日 | 題名 | 監督 | 脚本 | 作画監督 | 音楽 | 興行収入 |
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第1作 | 1978年12月16日 | ルパン三世 | 吉川惣司 | 大和屋竺 吉川惣司 | 椛島義夫 青木悠三 | 大野雄二 | 9億1500万円(配給収入) |
第2作 | 1979年12月15日 | カリオストロの城 | 宮崎駿 | 宮崎駿 山崎晴哉 | 大塚康生 | 3億500万円(配給収入) | |
第3作 | 1985年7月13日 | バビロンの黄金伝説 | 鈴木清順 吉田しげつぐ | 大和屋竺 浦沢義雄 | 青木悠三 柳野龍男 尾鷲英俊 | - | |
第4作 | 1995年4月22日 | くたばれ!ノストラダムス | 伊藤俊也(総監督) 白土武(監督) | 柏原寛司 伊藤俊也 | 八崎健二 | - | |
第5作 | 1996年4月20日 | DEAD OR ALIVE | モンキー・パンチ | 柏原寛司 | 江口摩吏介(総作画監督) | 根岸貴幸 | - |
番外編 | 2013年12月7日 | ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE | 亀垣一 | 前川淳 | 平山智(総作画監督) 須藤昌朋(総作画監督) | 大野雄二 大野克夫 | 42億6000万円 |
第6作 | 2019年12月6日 | THE FIRST | 山崎貴 | 大野雄二 | 11億6000万円 |
特別編
- 1978年 『ルパン三世 ベネチア超特急』(「第2シリーズ」第8話を劇場用に再編集し、東宝チャンピオンまつりにて併映)
『LUPIN THE IIIRDシリーズ』
※小池健が監督し、独自のスタッフで製作されたスピンオフ作品。
通番 | 公開日 | 題名 | 監督 | 脚本 | 作画監督 | 音楽 |
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第1作 | 2014年6月21日 | 次元大介の墓標 | 小池健 | 高橋悠也 | 小池健 | ジェイムス下地 |
第2作 | 2017年2月4日 | 血煙の石川五ェ門 | ||||
第3作 | 2019年5月31日 | 峰不二子の嘘 | ||||
第4作 | 2025年6月20日 | 銭形と2人のルパン | ||||
第5作 | 2025年6月27日 | 不死身の血族 |
その他
- 1984年《押井版ルパン三世》(未製作)
テレビスペシャル
日本テレビ系列で不定期に放送されている本編90分前後の長編作品。メディアによっては、映画としても扱われている。
通番 | 放送日 | 題名 | 監督 | 脚本 | キャラクターデザイン | 音楽 | 視聴率 |
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第1作 | 1989年4月1日 | バイバイ・リバティー・危機一発! | 出崎統 | 柏原寛司 | 古瀬登 | 大野雄二 | 13.3% |
第2作 | 1990年7月20日 | ヘミングウェイ・ペーパーの謎 | 19.1% | ||||
第3作 | 1991年8月9日 | ナポレオンの辞書を奪え | 工藤正明 | 17.6% | |||
第4作 | 1992年7月24日 | ロシアより愛をこめて | 長岡康史 | 18.8% | |||
第5作 | 1993年7月23日 | ルパン暗殺指令 | おおすみ正秋 | 江口寿志 | 18.8% | ||
第6作 | 1994年7月29日 | 燃えよ斬鉄剣 | 奥脇雅晴 | 岸間信明 | 須藤昌朋 | 24.9% | |
第7作 | 1995年8月4日 | ハリマオの財宝を追え!! | 出崎統 | 柏原寛司 藤田伸三 米村正二 | 20.6% | ||
第8作 | 1996年8月2日 | トワイライト☆ジェミニの秘密 | 杉井ギサブロー | 三井秀樹 杉井ギサブロー 東直也 | 前田実 | 根岸貴幸 | 16.8% |
第9作 | 1997年8月1日 | ワルサーP38 | 矢野博之 | 米村正二 | 木﨑文智 | 大野雄二 | 21.8% |
第10作 | 1998年7月24日 | 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜 | 篠原俊哉 | 藤田伸三 | 平山智 | 24.1% | |
第11作 | 1999年7月30日 | 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜 | ワタナベシンイチ | 20.0% | |||
第12作 | 2000年7月28日 | 1$マネーウォーズ | 殿勝秀樹 | 柏原寛司 | 田中良 | 19.7% | |
第13作 | 2001年8月3日 | アルカトラズコネクション | 小林利充 | 22.8% | |||
第14作 | 2002年7月26日 | EPISODE:0 ファーストコンタクト | 大原実 | 米村正二 | 平山智 | 20.6% | |
第15作 | 2003年8月1日 | お宝返却大作戦!! | 川越淳 | 柏原寛司 | 平山智 小林利充 | 22.0% | |
第16作 | 2004年7月30日 | 盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜 | うえだひでひと | 大川俊道 | 平山智 | 21.1% | |
第17作 | 2005年7月22日 | 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜 | 宮繁之 | 前川淳 | 19.0% | ||
第18作 | 2006年9月8日 | セブンデイズ・ラプソディ | 亀垣一 | 柏原寛司 | 17.7% | ||
第19作 | 2007年7月27日 | 霧のエリューシヴ | 増田敏彦 | 福嶋幸典 山田由香 | 17.0% | ||
第20作 | 2008年7月25日 | sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜 | アミノテツロ | 大川俊道 | 14.4% | ||
特別編 | 2009年3月27日 | ルパン三世VS名探偵コナン | 亀垣一 | 前川淳 | 平山智 須藤昌朋 | 大野雄二 大野克夫 | 19.5% |
第21作 | 2010年2月12日 | the Last Job | アミノテツロ | 大川俊道 | 平山智 | 大野雄二 | 17.6% |
第22作 | 2011年12月2日 | 血の刻印 〜永遠のMermaid〜 | 滝口禎一 | 土屋理敬 | 佐藤好春 | 14.0% | |
第23作 | 2012年11月2日 | 東方見聞録 〜アナザーページ〜 | 亀垣一 | 日高勝郎 | 須藤昌朋 | 13.2% | |
第24作 | 2013年11月15日 | princess of the breeze 〜隠された空中都市〜 | 金﨑貴臣 | 待田堂子 森田繁 日高勝郎 | 加々美高浩 | 12.8% | |
第25作 | 2016年1月8日 | イタリアン・ゲーム | 友永和秀(総監督) 矢野雄一郎(監督) | 高橋悠也 | 横堀久雄 | 10.7% | |
第26作 | 2019年1月25日 | グッバイ・パートナー | 川越淳 | 秦建日子 | 丸藤広貴 | 8.7% | |
第27作 | 2019年11月29日 | プリズン・オブ・ザ・パスト | 辻初樹 | 西田シャトナー | 10.1% |
OVA
通番 | 発売日 | 題名 | 監督 | 脚本 | キャラクターデザイン | 音楽 |
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第1作 | 1988年4月5日 | 風魔一族の陰謀 | 大塚康生(監修) | 内藤誠 | 友永和秀 | 宮浦清 小田敏文(ノンクレジット) |
第2作 | 2002年4月3日 | 生きていた魔術師 | 浜津守 | 葛城稜 | 平山智 | 大野雄二 |
第3作 | 2008年4月2日 | GREEN vs RED | 宮繁之 | 大川俊道 | 西村貴世 | |
第4作 | 2012年3月28日 | ルパン一家勢揃い | こだま兼嗣 | - | 平山智 | |
第5作 | 2018年7月25日 | ルパンは今も燃えているか? | モンキー・パンチ(総監督) 川越淳(監督) | 大西信介 | 横堀久雄 平山智 |
その他
- 1989年 『ルパン三世 シークレットファイル』(パイロットフィルム2種などを収めた映像集)
- 2012年 『ルパンしゃんしぇい』(FLASHアニメ、FROGMANのコラボ作品)
- 2012年 『ルパン三世 Master File』(新作OVA、関係者インタビューなどを収めた映像集)
ビデオ・オン・デマンド
配信日 | 配信サイト | 題名 | 監督 | 脚本 | キャラクターデザイン | 音楽 |
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2022年12月16日 - 2023年1月13日 | DMM TV | LUPIN ZERO | 酒向大輔 | 大河内一楼(シリーズ構成) | 田口麻美 | 大友良英 |
2023年1月27日 | Amazon Prime Video | ルパン三世VSキャッツ・アイ | 静野孔文 瀬下寛之 | 葛原秀治 | 中田春彌 山中純子 | 大野雄二 大谷和夫 fox capture plan |
その他
- 2009年『ドキュメント「ルパン三世」とその時代』(高畑勲、宮崎駿、大塚康生のインタビューから構成したドキュメンタリー)
ベストセレクション
2017年7月5日から12月20日まで、日本テレビほかにて原作50周年を記念した特別企画番組『ルパン三世ベストセレクション』が放送された。TVアニメ第1シリーズ・第2シリーズ・第3シリーズ全228話から事前にファン投票で選ばれたベスト24エピソードをカウントダウン形式で放送。初回の放送が第24位、最終回(第24回)が第1位の放送となり、ランキング順位はそのエピソードを放送するまで非公表だった。
番組冒頭には栗田貫一のナレーションによる、選ばれたエピソードの順位と簡単なあらすじ紹介が入る。なお放送するのはオープニングと本編のみで、オリジナルのエンディングと次回予告はカットされた(クレジットは番組としてのEDで簡易に記載)。
番組は4:3画面の左右にタイトルとエピソードの順位が入り、本編冒頭には「この作品は製作当時の時代背景や作品性・製作者の意図を考慮し、そのまま放送しております。ご了承ください。」というテロップが入るほか、「きちがい」等の現在では放送上、好ましくないセリフについては無音処理が行われている。
本番組ではTV第3シリーズの一部エピソードがランクインされているが、TV第3シリーズは一部地域を除き地上波再放送がほとんど行われなかったため、制作局である日本テレビを筆頭に、札幌テレビを除く各局は本番組が初の地上波再放送となった。
- 各話リスト
回(順位) 放送日(日テレ) エピソード 第1回(第24位) 2017年
7月5日第1シリーズ 第3話「さらば愛しき魔女」 第2回(第23位) 7月12日 第3シリーズ 第44話「ボクたちのパパは泥棒」 第3回(第22位) 7月19日 第2シリーズ 第26話「バラとピストル」 第4回(第21位) 7月26日 第2シリーズ 第69話「とっつあんの惚れた 女 」第5回(第20位) 8月2日 第3シリーズ 第37話「父っつあん大いに怒る」 第6回(第19位) 8月9日 第3シリーズ 第50話「原潜イワノフの抹殺指令」 第7回(第18位) 8月16日 第2シリーズ 第137話「華麗なるチームプレイ作戦」 第8回(第17位) 8月23日 第1シリーズ 第13話「タイムマシンに気をつけろ!」 第9回(第16位) 8月30日 第3シリーズ 第1話「金塊はルパンを呼ぶ」 第10回(第15位) 9月6日 第2シリーズ 第32話「ルパンは二度死ぬ」 第11回(第14位) 9月13日 第1シリーズ 第2話「魔術師と呼ばれた男」 第12回(第13位) 9月20日 第2シリーズ 第148話「ターゲットは555M」 第13回(第12位) 9月27日 第2シリーズ 第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」 第14回(第11位) 10月4日 第2シリーズ 第98話「父っつあんのいない日」 第15回(第10位) 10月11日 第3シリーズ 第24話「友よ深く眠れ」 第16回(第9位) 10月18日 第3シリーズ 第5話「五右ェ門無双」 第17回(第8位) 10月25日 第2シリーズ 第1話「ルパン三世颯爽登場」 第18回(第7位) 11月1日 第2シリーズ 第112話「五右ェ門危機一髪」 第19回(第6位) 11月8日 第2シリーズ 第99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」 第20回(第5位) 11月15日 第1シリーズ 第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」 第21回(第4位) 11月22日 第1シリーズ 第4話「脱獄のチャンスは一度」 第22回(第3位) 11月29日 第1シリーズ 第5話「十三代五ヱ門登場」 第23回(第2位) 12月6日 第2シリーズ 第145話「死の翼アルバトロス」 第24回(第1位) 12月20日 第2シリーズ 第155話「さらば愛しきルパンよ」
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年7月5日 - 12月20日 | 水曜 2:29 - 2:59 (火曜深夜) | 日本テレビ | 関東広域圏 | 「AnichU」第2部 |
2017年7月14日 - 12月22日 | 金曜 2:14 - 2:44 (木曜深夜) | テレビ信州 | 長野県 | |
2017年8月24日 - 2018年2月1日 | 金曜 1:59 - 2:29 (木曜深夜) | 札幌テレビ | 北海道 | |
2017年9月2日 - 2018年3月10日 | 日曜 2:25 - 2:55 (土曜深夜) | 福岡放送 | 福岡県 | |
2017年9月8日 - 2018年4月28日 | 土曜 1:54 - 2:24 (金曜深夜) | 中京テレビ | 中京広域圏 |
日本テレビ 水曜2:29 - 2:59(火曜深夜)枠「AnichU」(第2部) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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前番組 | 番組名 | 次番組 | ||||||||||||||||||||||||||||||
パーソン・オブ・インタレスト シーズン3 ※1:59 - 2:54 (2017年1月18日 - 6月21日) 【ここまで海外ドラマ枠】 ポシュレモダンモール ※2:54 - 3:54 【ここまで通販番組枠、水曜版のみ終了】 | ルパン三世ベストセレクション (2017年7月5日 - 12月20日 )
新ルパン三世1977年連載開始。テレビアニメの放送に合わせて連載された作品。全189話+番外編1話(単行本未収録を除く)。前作の5年後という設定で始まっている。テレビアニメにイメージを近付けるため、ルパン一味(ルパン、次元、五ェ門、不二子)がほぼ毎回揃って登場し、行動を共にするようになった。 →詳細は「新ルパン三世」を参照 SEXYルパンIII(サード)1984年短期連載開始。脚本は第1話のみ大川俊道、第2話以降は平野靖士。このシリーズでルパンは一貫して「三世」と呼称されている。2003年から2005年にかけて『ルパン三世公式マガジン』に全4話(1話は前後編)が再録されたが、単独での単行本化には至らず、2017年7月発売の「ルパン三世単行本未収録集」に収録された。 読切(単行本未収録)単行本書き下ろし
未収録作品未収録作品は2003年から2005年にかけて不定期に『ルパン三世オフィシャルマガジン』に掲載されていた。同誌では「SEXYルパンIII」の全4話と過去『アクション増刊』に掲載されたサイレント短編「銭さんナンセンス」が再掲載されている。アクションコミックス35周年となった2005年に刊行された「ルパン・ザ・サード ザ・ベスト」全4巻には『新ルパン三世』のサンフランシスコ篇完結後に発表された一話完結の「一宿一殺」「オレはシャドー」「ガール・ナッパー」の3話、『ルパン三世 PARTIII』のアニメ開始に伴って掲載された1984年の単発読み切り作品「俺ッ 流派無し…!!」が商品化に至っている。さらに、2015年秋には『ルパン三世officialマガジン』の紙面出版最終号において、「女だけの刑ム所」「スーパースター」「外伝」の3作品が初の復刻となった。これらは2017年7月28日発売の『ルパン三世 単行本未収録作品集』にすべて収録された。現時点で一度も再録されていないのは「ALIS PLAUDO」と、英会話作戦に収録された「キーポイントを盗め!」「バーボン気分で」の2篇となる。また、『新冒険』と『新ルパン三世』の間にあたる1973年に発表された同じモンキー・パンチ作品の『カラー・ガール』においてルパン一味と銭形警部がゲスト出演した「帰ってきたルパン」も事実上ルパン三世のストーリーとなっているが、再録は成されていない。海外出版のみだった「ALIS PLAUDO」については、長年拝読が困難だったが、2020年に掲載誌が日本の国立国会図書館に収蔵され、入手が比較的容易となっている。 ルパン小僧『ルパン小僧』は『週刊少年アクション』1976年1月26日号から9月20日号にかけて連載された。全18話。ルパン三世と峰不二子(?)の間に生まれた、通称ルパン小僧が、父に跡継ぎとして認めてもらい父を超える大泥棒を目指すため、父親探しの旅に出るというストーリー。相棒・合気マリリンや、小僧を追う警官・シャーロックJr、ルパン三世の財宝を横取りしようとする男・鼠なども登場する。 第1話では、母親に父親の居場所が書かれた地図を渡され旅に出て5年後、父親の屋敷を発見するまでが描かれている。第18話には次元と五ェ門、第1話・第18話にはルパン三世本人もゲスト出演しているが、ルパン三世として正体を明かしたうえでの対面はなかった。 『週刊少年アクション』の休刊に伴い、18話限りで終了。結局、父親に認められてルパン四世になれたかどうかまでは描かれていない。連載当時は考えていなかったが後年、モンキー・パンチはルパン小僧は「ルパン四世」ということになると明言している。 ルパン小僧は、『新ルパン三世』本編の第29話「死闘!!不二子対ルパン小僧」にも登場するが、同話に登場する峰不二子に「あんたは偽者で、俺の母親が本物の峰不二子だ」と言い、その不二子ももう1人の不二子の存在を否定し「ルパンと関係を結んだ事実はない」と言っており、どちらが本物の峰不二子なのかは不明。ちなみに、連載時からしばらくはルパン小僧の母親について「秘密」とされており、峰不二子が母親であるという設定の初出は、1998年初版発行の中公文庫コミック版『ルパン小僧』カバー裏表紙にある内容紹介文である。 「ルパン小僧」は、出版社が時代の波に乗るために、雑誌の強力な柱としてアニメで人気だったルパン三世の少年版をやろうと編集長自らが脚本を考えて持ってきたもので、モンキー・パンチはルパンに子供がいるのに否定的で「少年誌で子供の泥棒が主人公の漫画」を描いて良いものか迷っており、すぐには受け入れなかったがまだ自分が若かったこともあり嫌々引き受け、そういうこれ以上ない安易極まりない企画だったため入稿期限を過ぎても下書きすら出来ておらず、連載中はあくまで児童誌であることを常に意識して青年誌のルパン三世にならないように四苦八苦していた。雑誌の休刊により終了したが、モンキー・パンチは本当に嬉しく「しめた、もう描かなくてすむぞ」と思った。バラエティ番組「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で取り上げた際に「ルパン小僧は望まれて生まれた子供ではなかった」と揶揄されている。 登場人物主な登場人物以下のキャラクターは各項目を参照。ルパン達の名称は「ルパン一味」もしくは「ルパンファミリー」とされている。また、宿敵である銭形もその一員として扱われることがある。 原作では5人に年齢は設定されていないが、テレビスペシャルなどでは「数十年経った」という発言が目立つ。作者は2014年8月に放送されたインタビューで「ルパンは20代後半くらい、不二子はそれより3つか4つ下、次元はルパンよりちょっとだけ兄貴分、五ェ門はルパンとだいたい同じ、銭形は3つか4つくらい上」と述べている。
声優の変遷パイロットフィルムやキャスト一新を行っている『風魔一族の陰謀』など、一部の作品は除く。
その他、原作での登場人物
その他、アニメ版での登場人物
その他の作品パイロットフィルム
実写映画
ミュージカル
歌舞伎
時代背景を安土桃山時代へと移しその時代の石川五右衛門を主人公とする古典歌舞伎「楼門五三桐」を下敷きにした白浪物。ルパン一味に五右衛門が加わるまでを描く。また斬鉄剣の由来が描かれている。「楼門五山桐」はアニメ「燃えよ斬鉄剣」冒頭で五ェ門が鑑賞している歌舞伎作品である。また「白浪五人男」をモチーフにした場面も見られるがこれもアニメ第2シリーズ「花吹雪 謎の五人衆」で登場したシーンである。
テレビドラマ
ゲーム
コラボレーション
パチンコ・パチスロ
アトラクション
CM・企業コラボ
パソコンソフト
CD-ROM
漫画(原作以外)
小説
専門誌
ゲームブック
いずれも双葉社冒険ゲームブックシリーズ。編集/制作は全てスタジオ・ハード。全19巻。また刊行当初は、前述の「冒険ゲームブックシリーズ」を含めた「双葉文庫ゲームブック」シリーズの総数(トータル)でのナンバリングだったが、途中からは「ルパン三世ゲームブックシリーズ」として独立したナンバリングとなる(初期巻の重版も同様)。
作品史1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
作品解説
受賞歴
パロディ・オマージュ
脚注注釈
出典
参考文献
関連書籍
外部リンク
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