白男川譲介

白男川 譲介（しろおかわ / しろおがわ じょうすけ、1880年（明治13年）1月19日 - 1951年（昭和26年））は、日本の内務・警察官僚、実業家。官選県知事、鹿児島市長。旧姓・池田。

鹿児島県鹿児島市出身。池田休兵衛の四男として生まれ、1885年、母方の白男川渉の養子となる。第三高等学校を卒業。1906年、京都帝国大学法科大学政治学科を卒業し、大阪市に入る。1909年12月、文官高等試験に合格。内務省に転じ沖縄県属となる。

以後、福井県三方郡長、富山県警察部長、新潟県警察部長、北海道庁土木部長、奈良県内務部長、京都府内務部長などを歴任。

1921年5月、床次竹二郎内務大臣により起用され福井県知事に就任。1924年6月、静岡県知事に転任したが、加藤高明内閣の成立により、同年7月、知事を休職となる。1926年から1928年まで鹿児島市長を務めた。在任中、経営不振の鹿児島電気軌道会社を鹿児島市が買収して、市電を発足させた。

その後、薩摩興業社長、草津硫黄鉱業監査役を務めた。1951年病没。

• 1921年（大正10年）7月1日 - 第一回国勢調査記念章

• 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
• 秦郁彦編『日本官僚制総合事典：1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
• 『福井県大百科事典』福井新聞社、1991年。
• 人事興信所編『人事興信録』第8版、1928年。

公職
先代 上野篤	鹿児島市長 8代：1926 - 1928	次代 樺山可也

表 話 編 歴 福井県知事（官選第17代：1921-1924）
官選	第一次福井県 村田氏寿 参事 足羽県 村田氏寿 県令 第二次福井県 石黒務 県令→知事 安立利綱 牧野伸顕 荒川邦蔵 波多野伝三郎 関新吾 岩男三郎 宗像政 阪本釤之助 中村純九郎 池松時和 香川輝 佐藤孝三郎 川島純幹 湯地幸平 白男川譲介 福永尊介 豊田勝蔵 市村慶三 小浜浄鉱 斎藤直橘 小浜浄鉱 大達茂雄 近藤駿介 羽生雅則 中野与吉郎 木村清司 久保田畯 三好重夫 永野若松 加藤初夫 宮田笑内 斎藤武雄 小幡治和 吉川覚 未赴任
公選	小幡治和 羽根盛一 北栄造 中川平太夫 栗田幸雄 西川一誠 杉本達治
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表 話 編 歴 静岡県知事（官選第19代：1924）
官選	参事 大久保一翁 浅野氏祐 香川忠武 南部広矛 県令 大迫貞清 権令→県令 奈良原繁 関口隆吉 知事 関口隆吉 時任為基 小松原英太郎 千家尊福 加藤平四郎 小野田元熈 志波三九郎 山田春三 亀井英三郎 李家隆介 石原健三 松井茂 笠井信一 湯浅倉平 安河内麻吉 赤池濃 関屋貞三郎 道岡秀彦 白男川譲介 伊東喜八郎 松本学 長谷川久一 白根竹介 鵜沢憲 田中広太郎 阿部嘉七 斎藤樹 飯沼一省 山崎巌 小浜八弥 藤岡長敏 今松治郎 菊池盛登 堀田健男 小林武治 川井章知
公選	小林武治 斎藤寿夫 竹山祐太郎 山本敬三郎 斉藤滋与史 石川嘉延 川勝平太 鈴木康友
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表 話 編 歴 鹿児島市長
1967年4月29日合併	旧鹿児島市長 官選 上村行徴1889.5-1891.3 上村慶吉1891.4-1907.6 有川貞壽1907.8-1913.11 児玉利實1914.4 山本徳次郎1914.7-1922.8 伊集院俊1923.4-1925.2 上野篤1925.5-1926.9 白男川譲介1926.10-1928.11 樺山可也1929.6-1932.10 岩元禧1933.6-1936.1 伊地知四郎1936.7-1940.7 久米成夫1940.7-1944.7 岩切重雄1944.8-1945.12 勝目清1946.6-1947.3 公選 勝目清1947.4-1959.4 平瀬實武1959.5-1963.4 三ッ井卯三男1963.5-1967.4 谷山市長 桑鶴実1958.10-1962.6 川元浩1962.7-1967.4
合併後	末吉利雄1967.5-1975.5 山之口安秀1975.5-1984.12 赤崎義則1984.12-2004.12.22 森博幸2004.12.23-2020.12.22 下鶴隆央2020.12.23-
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