津軽こけし館
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| 施設情報 | |
| 正式名称 | 津軽こけし館 |
| 事業主体 | 黒石市 |
| 開館 | 1988年4月15日 |
| 所在地 | 〒036-0412 青森県黒石市大字袋字富山72-1 |
| 位置 | 北緯40度36分22.78秒 東経140度40分35.48秒 / 北緯40.6063278度 東経140.6765222度座標: 北緯40度36分22.78秒 東経140度40分35.48秒 / 北緯40.6063278度 東経140.6765222度 |
| プロジェクト:GLAM | |
津軽こけし館(つがるこけしかん)は、青森県黒石市にあるこけしの展示施設である。日本全国のこけしが展示されている。
概要
]1988年4月15日オープン。青森県津軽系こけしをはじめ、全国11系統のこけしと木製玩具約4,000点が展示されている。ほかに日本一の大きさを誇る421cmのこけし、棟方志功が絵付けをしたこけしの展示もある。また、こけし工人の実演の見学、こけしの絵付け体験も可能である。
隣接施設として津軽伝承工芸館がある。
毎年、クリスマス時期には、企画展「メリーこけしマス! 津軽こけし館クリスマスフェア」を開催している。
純金・純銀こけし
]1989年11月20日から純金・純銀製のこけしの展示を開始。純金こけしは、黒石市民が応募したアイデアに基づき、ふるさと創生事業の資金により1億円で製作され、純度99.99%、重量が58.378kg、高さが50cm。純銀こけしは純金こけしと一対にするためにつくられたこけしで、値段は825,078円である。こけしには直接触ることができた。2007年10月21日をもって実物の展示を終了し、以後はレプリカが展示されている。
両こけしの売却
]黒石市の財政難が著しく、このこけしを入札、売却する提案が出された。市民有志が「純金こけしのオーナーを募集する会」「純金こけしオーナーズクラブ実行委員会」を立ち上げ、こけし館での展示継続を目指したが断念。 2007年11月30日に一般競争入札が実施され、1億9000万円相当で落札された。落札者のジャパンヘルスサミット側は、このこけしを「何らかの形で展示することも考えている」とも述べている。
アクセス
]脚注
]- ^ “津軽こけし館条例”. 黒石市. 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b 「4メートルの巨大こけし 東北新幹線の全線開業PRで」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2010年10月22日。オリジナルの2025年6月30日時点におけるアーカイブ。2025年7月1日閲覧。
- ^ 「季節感あふれるユニークこけしが大集合 青森・津軽こけし館」『毎日新聞』毎日新聞社、2019年7月3日。2025年7月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “津軽こけし館”. 黒石市. 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b “黒石市のあゆみ”. 黒石市. 2005年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月1日閲覧。
- ^ “津軽伝承工芸館”. 黒石市. 2025年8月18日閲覧。
- ^ “津軽こけし館:メリーこけしマス!津軽こけし館クリスマスフェア2022 11/26~12/25”. 弘南鉄道 (2022年11月21日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b c d 「青森・黒石の“純金こけし”売却危機で共同オーナー募集」『読売新聞』読売新聞社、2007年7月9日。オリジナルの2007年7月11日時点におけるアーカイブ。2025年7月1日閲覧。
- ^ a b c d e 「光り輝く「1億円」の悲しい末路(平成のアルバム)」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2019年4月27日。オリジナルの2025年6月30日時点におけるアーカイブ。2025年7月1日閲覧。
- ^ a b “平成の出来事”. 黒石市. 2025年8月18日閲覧。
- ^ “話題たくはいびん” (PDF). 黒石市. 2025年7月1日閲覧。
外部リンク
]- 津軽伝承工芸館・こけし館
- 黒石市ホームページ
- 日本のフォークアート美術館とギャラリー
- 日本の人形美術館とギャラリー
- 青森県の博物館
- 黒石市の教育
- 黒石市の建築物
- 1988年開設の博物館
- ふるさと創生事業
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