小サクルダーイ経
『小サクルダーイ経』(しょうサクルダーイきょう、巴: Cūḷasakuludāyi-sutta, チューラサクルダーイ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第79経。『善生優陀夷小経』(ぜんしょううだいしょうきょう)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第208経「箭毛経」がある。
釈迦が、外道の修行者サクルダーイに仏法を説く。
構成
]登場人物
]- 釈迦
- サクルダーイ - 外道(ジャイナ教)の修行者
場面設定
]ある時、釈迦はラージャガハ(王舎城)のカランダカニヴァーパ(竹林精舎)に滞在していた。
そこで釈迦が外道の遊行者たちの元に訪れると、その中の一人であるサクルダーイが、釈迦に教えを請う。
釈迦はサクルダーイの質問に答えつつ、四禅、三明などを説く。
サクルダーイは法悦し、帰依を誓う。
日本語訳
]- 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社
脚注・出典
]関連項目
]- 六師外道
- 四禅
- 三明
外部リンク
]- Cūḷasakuludāyisuttaṃ - Tipitaka.org
カテゴリ:
- 中部 (パーリ)
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