カビンダ州
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2019年11月) |
カビンダ州 Provincial de Cabinda | |||
|---|---|---|---|
| 州 | |||
| |||
![]() | |||
| 国 | | ||
| 州都 | カビンダ | ||
| 政府 | |||
| • 州知事 | Marcos Alexandre Nhunga | ||
| 面積 | |||
| • 合計 | 7,290 km2 | ||
| 人口 (2014年) | |||
| • 合計 | 716,076人 | ||
| • 密度 | 98人/km2 | ||
| 等時帯 | UTC+1 (WAT) | ||
| ISO 3166コード | AO-CAB | ||
カビンダ州(カビンダしゅう、Cabinda)は、アンゴラの地方行政区分の一つ。コンゴ共和国とコンゴ民主共和国に囲まれた飛び地で、アフリカの南西海岸にある。面積は7290km2、州都はカビンダ。植民地時代にはアンゴラとは別の行政区域として、ポルトガル保護領コンゴとも呼ばれた歴史を持つ。
隣接行政区画
]クイル県
ニアリ県
コンゴ中央州
ムニシピオ
]カビンダ州は4つのムニシピオに区分される。
- Belize
- Buco-Zau
- カビンダ
- カコンゴ
経済
]沖合は世界的にも重要な石油生産地域であり、アンゴラ内戦時、カビンダは内戦の被害に巻き込まれずに済んだ。カビンダのほかの経済は、熱帯林地帯で年約8万トンの木材を輸出。コーヒー、ココアを産出し、燐鉱石を産出。アブラヤシも栽培されている。
分離独立運動
]この地域の宗主国ポルトガルの植民地支配が弱まった1960年代中頃より、カビンダでは反政府ゲリラ組織のカビンダ解放戦線(FLEC)=カビンダ軍(FAC)が存在しカビンダ共和国として分離独立を宣言しており、外国人の誘拐や、ゲリラ活動等を繰り返している。2003年5月以降、同組織幹部が相次いで政府軍に投降しており、組織として弱体化していたが、未だに政府側との平和的な話し合いには応じず、小規模ながらゲリラ活動を続けている。

2010年1月9日にはサッカートーゴ代表が同組織に襲撃され、3人が死亡するという事件も発生している。
文学作品
]カビンダを舞台とした作品に、ペペテラの小説『マヨンベ』がある。
脚注
]関連項目
]- カビンダ解放戦線(FLEC)
- カビンダ共和国
- コンゴ
- アンゴラの州
- 領土の飛地
- アンゴラの国境
- コンゴ共和国の国境
- コンゴ民主共和国の国境
- カビンダ州
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