2040年代
2040年代(にせんよんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)2040年から2049年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた2040年代について記載する。
千年紀: | 3千年紀 |
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世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
十年紀: | 2010年代 2020年代 2030年代 - 2040年代 - 2050年代 2060年代 2070年代 |
年: | 2040年 2041年 2042年 2043年 2044年 2045年 2046年 2047年 2048年 2049年 |
予定・予測されるできごと
- この頃までに世界人口が90億人に達する(国連の中位予測)。
- 国立社会保障・人口問題研究所のデータ(2006年の推計)によると、日本では高齢者数が2041年から2042年にかけてピークを迎え、以降は人口が急速に減少し始めると予測している。
- 「死亡低位」の場合は4002.7万人(2042年)、「死亡中位」の場合は3863.2万人(2042年)、「死亡高位」の場合は3725.6万人(2041年)がピークとなる。
- 日本の各都市では、2040年代に向けた再開発が計画されている。
- 新宿駅周辺(新宿駅直近地区)では2046年度に全体の完成を目指す一体的な整備計画(再開発や広場・デッキの整備含む)が進行中で、新宿駅西南口地区の北街区(京王百貨店新宿店とルミネ新宿のルミネ1跡地)の開発もこれに合わせて2040年代に完成予定である。→「新宿グランドターミナル」も参照
- 池袋駅西口地区では2043年度に全体の完成を目指す一体的な整備計画(再開発や広場・デッキ、駅のアトリウム空間の整備含む)が進行中で、最終的に3棟の超高層ビルを建設する計画である。
- 相鉄グループは2040年代の実現を目指す「横浜駅西口大改造構想」を公表している。また、横浜市では同駅周辺における2040年代(目標年次:2050年)を見据えたまちづくりプロジェクト「エキサイトよこはま22」も進行中である。
- 名古屋駅地区では2033年度に完了予定の1期本工事に続いて、2040年代前半には2期本工事も完了し地区全体が完成予定。2期では低層部の商業施設が全面開業するほか、駅の4線化(空港アクセスホームの設置も含む)なども計画されている。
- 新宿駅周辺(新宿駅直近地区)では2046年度に全体の完成を目指す一体的な整備計画(再開発や広場・デッキの整備含む)が進行中で、新宿駅西南口地区の北街区(京王百貨店新宿店とルミネ新宿のルミネ1跡地)の開発もこれに合わせて2040年代に完成予定である。
2040年
→詳細は「2040年」を参照
- この年までにホンダはガソリンエンジンを用いた自動車の生産・販売を全面停止し、販売する全ての車種を電気自動車と燃料電池自動車に切り替える予定。
- 福井県敦賀市にある研究用原子炉(新型転換炉)「ふげん」の廃炉作業が完了予定(年度内)。
- 2月5日に小惑星 2011 AG5 が地球に接近。
2041年
→詳細は「2041年」を参照
- 1991年施行の借地借家法22条で規定された一般定期借地権の期限満了(50年以上)により、地主に対して更地化(建造物取壊)後の土地返還が開始される。
- 10月25日 - 北陸地方から東海地方にかけて金環日食が観測される。
2042年
→詳細は「2042年」を参照
2044年
→詳細は「2044年」を参照
2045年
→詳細は「2045年」を参照
- レイ・カーツワイル (2005年) によると、人工知能 (AI) に関する技術的特異点(シンギュラリティ)が到来する年と予測している。→「レイ・カーツワイル § 未来予測」も参照
2046年
→詳細は「2046年」を参照
- 米軍クラーク空軍基地の軍事基地協定の期限。1991年に返還済み。
- 香港がイギリスから、また澳門(マカオ)がポルトガルから中国に1997年に返還される前の制度維持を保証された期限。
- 第35回参議院議員通常選挙
2047年
→詳細は「2047年」を参照
- 2040年代半ばまでに、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の操業を開始する計画になっている。
2048年
→詳細は「2048年」を参照
- 6月3日に小惑星 2007 VK184 が地球に接近。
脚注
注釈
出典
- ^ 日本の将来推計人口(平成18年12月推計) - 国立社会保障・人口問題研究所
- ^ 新宿駅直近地区:区画整理事業について - 東京都第二市街地整備事務所、2025年9月18日閲覧。
- ^ 新宿駅西口再開発で大きな地下空間出現…2046年度に全体完成、解体された百貨店跡地に48階建てビル - 読売新聞 (2025年7月12日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 第75回新宿景観まちづくり審議会 (2022年8月2日). “(仮称)新宿駅西南口地区開発事業” (PDF). 新宿区. 2025年9月16日閲覧。
- ^ 新宿駅前に異変…再開発が「足踏み状態」に 西南口の一等地が更地のまま やっかいな「悪循環」と「難工事」 - 東京新聞 (2025年4月28日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区) - 豊島区、2025年9月16日閲覧。
- ^ 都市再生特別地区(池袋駅西口地区) 都市計画(素案)の概要 (PDF) - 内閣府国家戦略特別区域会議 第27回東京都都市再生分科会 (2024年3月25日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 池袋駅西口地区の大規模再開発 - ホテルや商業施設を有する3つの高層複合ビル建設へ、43年完成予定 - ファッションプレス (2024年3月27日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 池袋駅西口再開発 都が承認、2043年度完成へ - TOKYO MX (2024年9月11日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 2027年度予定の池袋駅西口でも遅れる再開発 解体着工が3年延期 人手不足や資材高騰が背景に - 東京新聞 (2025年6月30日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 「横浜駅西口大改造構想」を発表 - 相鉄ホールディングス株式会社、株式会社相鉄アーバンクリエイツ (2024年9月11日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 横浜駅西口大改造構想 ~地域の皆さまと共に実現したい横浜駅西口の将来像〜 - 株式会社相鉄アーバンクリエイツ (2024年9月)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 「横浜駅西口大改造構想」始動 相鉄ムービル建替えからスタート - Impress Watch (2024年9月11日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 相鉄グループ 横浜駅西口で「大改造構想」 ジョイナス、高島屋の建て替えも視野 - 繊研新聞 (2024年9月11日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 【神奈川】横浜市 2026年度の更新目指す エキサイトよこはま22 - 地方建設専門紙の会/建通新聞社 (2025年7月24日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 横浜駅周辺地区・エキサイトよこはま22 > 計画の概要 - 横浜市都市整備局、2025年9月16日閲覧。
- ^ 名古屋駅の大規模再開発が事業化決定 ナゴヤの新ランドマーク - Impress Watch (2025年5月26日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 名鉄が5400億円投じる名古屋駅ツインタワー計画、1期工事は33年度完成へ - 日経クロステック/日経アーキテクチュア (2025年4月4日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ 名古屋駅地区の再開発 - 駅直結の商業施設やホテル「アンダーズ 名古屋」誕生、名鉄名古屋駅は拡張へ - ファッションプレス(2025年5月30日)、2025年9月16日閲覧。
- ^ ふげんの廃炉完了が7年延期 地元は心配と理解 - 朝日新聞デジタル (2022年8月10日)、2022年8月11日閲覧。
- ^ a b 21世紀中に日本国内でみられる皆既日食・金環日食 - 富山市科学博物館、2025年9月17日閲覧。
- ^ 2041年10月25日-本州中央部を金環帯が通る - 日食ナビ、2025年9月17日閲覧。
関連項目
- 十年紀の一覧
- 年表
- 年表一覧
外部リンク
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